ある日、子供にお父さんが聞いたそうです。

父:「なあ、お父さんの誕生日って何回あると思う?」
子:決まってるでしょう、1回だよ。
父:そうかなあ〜
子:なんでえ。お父さんは11月27日生まれでしょう〜。
父:うん〜・・。
  確かに11月27日はお父さんの誕生日。 でも、お前が生まれた
  ときにお父さんと呼ばれるようになった日。つまり、お父さんが誕
  生した日もなんだ。  お母さんと結婚したからお前も居るし、弟
  も妹もいる。  だから、もう2回ある。
  これでお父さんの誕生日は4回あることになるんだよ。
子:へえ〜。 (97へえ〜!)
父:だからお前が、人間として命を授かった日と弟や妹が生まれた日
  もお兄ちゃんとしての誕生日なんだ。 
  それだけ、人として人間として生まれてこれた有難さに感謝して、
  命を大切にするこころを育てるんだ。
  そうしたら、草や木やお茶碗、ラケットに至るまで心配りできるよう
  になるよ。心配はいいが心痛はないほうがいい。

富士山麓に青木が原というところがある。昔から、その区域に入ると
方向を見失って、生死に関わるまでに危険な地帯だそうである。  
あるとき、隣接した道路に横たわっていた青年がいた。
その青年に尋ねたところ、大木に首をくくって自殺を図ったそうである
が、その枝が折れて地面に叩きつけられたそうである。
その青年云く「死ぬかと思った!」と・・・。
この青年に習うものはなんだろう。
簡単に、いのちを試す人が居る。いのちを無駄にする人が居る。
みんなすべてにいのちある今を一度見つめよう。

いのちが生まれた日