積むといこと

”ありがとう”というとすぐに 「言われるように言うようにと」オウム返しのように返ってくる
我が娘もはや、中学3年生になろうとしています。言われるのが先か、言うのが先か。
言われたほうがいいのか言ったほうがいいのか。 ふとそんなことを考えました。

功徳をつむといいます。功徳ってなんだろうか。
善根功徳(ぜんこんくどく)力に乗じて・・・といわれますから、簡単にいうと”いいことをする”
ということでしょう。そこからそれによってなにか自分に力が乗ってくる(力がそなわる)こと
を功徳というのだと信じています。
仏壇のお菓子や果物、団子。ひとつひとつ積み重ねて供えます。
落ちないように、綺麗に供えます。

”お坊さん、なんでお菓子とか果物を積むの?”と聞かれました。
ちいさな子供に学びます。 どうしてなんだろうと・・・。
  このお菓子はね、僕の。 こっちはお婆ちゃん、それは亡くなったお爺ちゃん。これは
  お兄ちゃん  ・・。みんな仲良く積まさってみんなのいいこと倍にするんだよ。崩れな
  いようにね。
  亡くなったご先祖さまのために。亡くなったお爺ちゃんのために。
  みんなの力でいいところにいくようにね。仏さまの力が後押ししてくれるよ。

今日も功徳を積む練習。仏様の力を借りてせっせと練習。見返りを求めない練習。
いずれは私も貴方もあちらの世界に行くのですから。今日も明日もこれからも練習。
上手くあの世にいけますように。
そしたら、有難うと言う前に言われたほうがいいね。
有難うもついでに積んでしまおう! ほら!お陰さま。もったいないという団子が現れた!?

       『功徳を積んで 苦・毒を摘もう』