情に流されない

「智に働けば角が立ち、情に生きれば流される」という言葉があります。
人と協調し、和の精神で生きるということはよいことですが、それは反面
自分という我を殺すことにもなります。
人間は、人と人との間で生きています。 しかし、生まれる時も死ぬ時も独りです。
マイペ-スも時には必要なこと。

葬儀の席で「あの人は人に親切で、みんなから愛され、いい人だった」ということ
をよく聞きます。 いい人というのは、周りに気を配り、行きたくないなあと思っても
誘いにのり、自分が忙しいのにもかかわらず、云われれば人の仕事を手伝う、
こういう人もそうであります。
人のためによくするということは、その分自分の時間を割いているのであり、
ストレスもたまります。
これに対して、人付き合いの悪い人、自分勝手だと云われるような人は、
あくまでマイペ-スであり、ストレスもたまりません。 かといって、その人が人に
頼もうとした時、今度は相手がそっぽを向くということになります。
親切や協調性が過ぎると自分を殺すことになり、マイペ-スだと行きつまることが
出てきます。
要はどりらかにかたより過ぎても駄目だということです。

お釈迦様は、何事にも極端になってはいけない。真ん中の道、中道を歩めと
云われました。 人生の渡り方でもあるのです。