種を蒔いた

今年もドリ−ム−ジャンボ宝くじが発売となりました。
3億円が、1億円が何本だの、1万円が・・とメディアに踊らされていませんか。
「お寺さん、宝くじ買っても当たらないし、なにかいいことないかなあ〜。」と悲痛な叫びが
聞こえてきます。前回のお話の続きになってしまいますが、ここにも旬を感じているのでしょう。
買うだけましだと開き直り、組み違いだと残念がる。一喜一憂はわが心なのでしょうね。

因果応報(いんがおうほう)、世の中の道理には必ず原因があれば必ず結果があり、結果があれば
必ず原因があり、因果の法則によって生滅変化するのだとお釈迦様はおっしゃっています。
善悪の行為には、必ずその報いがあるという道理をこころの角に置きたいものです。

先週、我が家の畳二畳にも満たない菜園に野菜の苗と種を植えました。
キュウリ、ナス、トマト2種類、ブロッコリ−、ピ−マン、コカブ、コマツナ、サヤエンドウ。
わが手で育てた野菜を糠漬けにして(糠床を実家から送って貰った)食べたいことが、
欲張る原因だったのかもしれません。
肥料を加えたり、草を取ったり、添え木をしたり、いろんな縁をいただいて共生します。
いつだったか、ネコに荒らされたり、犬が糞をしていたこともありました。
それも縁。 
自業自得(じごうじとく)。自分の業(行為)は、自分が受けなくてはなりません。
しかし、ときにはそのネコや犬に菜園を荒らされるように、自分の行為の結果を意識して
行うばかりではありません。
でもしかし、そのネコや犬には悪気はない。そこに菜園があっただけだと思える自分で
居たいものです。ただ、どうして菜園の中に入ってきたのだろうと反省しながら。

蒔かぬ種は生えぬ!いい原因を創り、いい縁を戴き、いい結果を生もうではではありませんか。
そうすればいつか宝くじも当たる。自分に当たらなくとも我が子や自分を取り巻くいろんなご縁の
方々にお裾分けしましょう。いい野菜もきっと収穫できることでしょう。
そう信じて生きましょう。