○○のために、生まれてきたのではない

朝日新聞(2001.2.14付)の『窓』に紹介されていた話です。
東京の小学校のある先生が、授業でこういうクイズを出しました。
「子供たちは、○○のために生まれてきたのではない」
○○を皆で考えて下さい~と。

”憎むために” ”いじめられるために”とかいろんな言葉を入れたそうです。
そこで先生は、インドの貧しい農村で暮らす少女の写真を見せて
「子供たちは、川の水を汲みに行くために生まれてきたのではない」と云いました。
教室の子供たちは「え-っつ」と云って驚いています。

一方には経済的に富んだ国があり、その国の子供たちは人間関係や精神の世界で
競争や冷たさやいじめに悩みをかかえ、必ずしもこころは豊かではない。
もう一方には経済的に貧しい国があり、その国の子供たちは、何時間もかけて川に
水を汲みに行く、というような毎日・・・。  しかし、この子供たちは富める国の子供の
ように「いじめられている」思っているだろうか、と。

結局いえることは、物質的な豊かさは必ずしもこころを豊かにせず、物質的な貧しさは
必ずしもこころを貧しくさせないということでしょう。
しかし、それでも同じ地球上に、ブランド物のバックを持っている子供がいれば、川に水を
汲みに行くのが日課になっている子供もいる。 まったくやるせない気持ちですね。

では、○○のなかに世界共通している答えはあるのでしょうか。
いろいろな節目で思います。今年も節分がやってきました・・・・・・。