智恩寺第十八世晋山結制・・・只々感謝

昨年9月に発表以来、黙々と準備をしてきた晋山結制も今月9・10日となった。
実兄で前住職には大変お世話になった。そして甥にも手となり足となり動いてくれた。
法要については、都管(総責任者)老師であり當教区の教区長老師の助言を
いただき、函館方式?を支持していただき感謝に堪えない。
そして法要で使用する仏具類一切を面倒見ていただいた市原の光福寺方丈様には
ご労苦をお掛けした。
なによりもまして80年ぶりの大法要を當寺役員様をはじめ檀家一同のご賛同をいただき、
大法要が円成されることが一番の喜びである。
そして函館・東京よりご来賓としてお越し頂ける方々の応援をいただけることも嬉しい限りである。
裏方にまわり、お手伝いされる親戚親族奉仕者の方々、かっこ舞保存会の方々、稚児行列に
参加される善男善女人・・・。

私にとっては僧侶としての最期の砦である。
得度式(とくどしき:お坊さんになった式)・瑞世(ずいせ:両本山一日住職する機会)とともに
三大出世と云われてきた。
衣も朱の衣を着る事ができ、和尚から大和尚へと僧階(そうかい:位)が上がるのである。
そして自らがお弟子を作り、代々伝わって来た法(おしえ)を継承していくのである。
そのお弟子が、長男(孝祐こうゆう)である。長男は法戦式(ほっせんしき)を行じ禅問答を戦わせ
僧侶としての人格資質を試されるのである。 終ると瑞世へと進む。

和尚から大和尚になろうとも、衣が朱色になろうとも、お袈裟が色袈裟になろうとも変わらない。
『衣を染めてこころを染めず 頭を剃って慾を剃らず』
今後もこの格言を肝に銘じ、布教伝道に励みたい。