人の振り見て我が振り直せ

ひとさまの欠点は見えてもなかなか自分の欠点は気づかないものです。
自分が良かろうと思ってやったことがただの押しつけになっていたり・・。
そこで、この諺のように、他を見て自己を倣うことが大切です。

宗祖道元禅師様は
仏道をならうというは自己をならうなり。
自己をならうというは自己をわするるなり。と諭します。

我々は何かにつけて「私の考えでは・・・」「ぼくが思うには・・」としばしば
自分の考え方や知識、見解を主張してそれを不思議とも思わない。
ところが仏道においてはこうした、わたし//ぼく//こそが迷妄の根源であり、
真理をおおい隠しているものにほかならないとみます。
わたし//ぼく//の意識が生まれる以前のいきているありのままの世界にたちかえる
とき、かけがえのないこの人生において歩むべき道が坦々として明らかになる・・ 
それを道元禅師様は”自己をならう”といいました。

新たなスタ-トです。なかなか難しいかもしれませんが、今一度自己をならって
進んでいきましょう。必ずや光が差し込んできます。