地 鎮 祭

先月21日に実家附設保育園の移転新築地鎮祭が行われて導師の大役を仰せ
つかった。 昭和10年創設され今年で81年目、3代目園長の大英断である。
福祉行政も年々変遷し、世相を鑑みて法人格を財団法人から社会福祉法人へ転換し、
認定こども園として誕生させたのである。

その地鎮祭。 まさしく地を鎮めるための通過儀礼。
昨今、一般住宅でもこの儀をせず新築されているのを聞くが心が痛むのである。
(我が家の左となり、斜め向かいの家ではいま建築が進んでいるがそれらしき儀式を
したようである)

仏教では、地鎮法 鎮宅法)じちん、ちんたくほう)、安鎮法(あんちんほう、安鎮国家
不動法の略)、地堅めの法などともいう。
その土地を結界して、地天を本尊・中心として諸天善神や時には横死して霊魂なども
含めて、それらを供養し鎮霊して、永久に災難が及ばないようにする儀式である。

 {堂宇などの場合、まだ板敷きを敷かずに土壇を鎮める修法を鎮壇法といい、
 地鎮と鎮壇を個別に修する。なお略式で同時に修する場合もある。
 壇の中央に五宝や七宝などを入れた賢瓶を埋めて、鎮石と呼ばれる平らな石を置き、
 再建する場合も決して動かさない。八方に輪や橛(くい)、五玉を埋める。}


いづれにせよ、土地の神々を敬い 建てさせていただく真心と工事安全を誓うことを
この地鎮祭でお披露目する最初の大切な儀式である。