振り返る

誰だってミスや失敗は繰り返したくはない。「何度同じ事を言わせるの!」
「やっぱり君には無理かな」とは言われたくない。
一方で、うまく出来たことは繰り返したい。「前回は良かったのに…」
「まぐれだったの?」と言われるのはごめんだ。

どうしてミスを繰り返してしまうのか。
うまく出来たことを繰り返すことができないのか。
その理由の多くが仕事の「振り返り方」にある。
振り返りは「感想」とは別物である。
「面白かったなあ」「苦労したけれど、自分なりに頑張ったと思う」
「次は自分で企画もやってみたい」…これらは全てあなたの感想である。
しっかりとした振り返りは次の仕事に必ず良い影響を与える。
ただし楽な作業ではない。
野球やサッカーなどのプロスポーツを思い浮かべていただきたい。
勝っても負けても試合後に監督インタビューがある。
振り返りとは、自分の頭の中で、インタビュアーとそれに答える監督の一人二役を
こなすのに似ている。

平成28年も終わろうとしている。
右手薬指を四針縫って始まった今年。
長男の新天地での生活。孫の誕生。次男の副住職正式に就任(披露)したこと。
長女は2年連続で売り上げトップに輝いたこと。
家内はコツコツ献身的に家事、子供らの精神的な支えをしてくれたこと。
特に小生、初めての入院手術では家内の有難さを知った。
そんな今年も終わろうとしている。
なにはともあれ、健康なくしては思考能力を阻害する。

「回向返照退歩に学ぶ」とは自らがその折にお話ししていることである。
ちょっと視点を変えて振り返ったときに物事が輝きを増すのである。
一年間のお付きい誠に有難うございました。