十二という数字

今月で今年も終わる。
特に「母の死とこども園竣工祝賀会」に尽きた一年だった。
「飛ぶ鳥跡を濁さず」とは母であり、こども園でもあるような酉年だった。

干支や星座など『十二』という数は、東西を問わず「人」の生活と大変深く
関わってきたようである。
そこには物事が一回りして「もとの場所に帰ってくる」「また新しいスタ-トを
きる」など晴れやかなイメ-ジを連想する事ができる。

先日、厚意にさせていただいている方から
「十二吉祥鱗文(じゅうにきっしょううろこもん)」の干支の縫いぐるみを戴いた。
鱗は身を守る・身を固めるなどの縁起に因み、厄除けの図柄として帯や長襦袢に
用いられているようである。
また文様とは、自然に発生する絵柄か人工的に装飾をした絵柄のことをいい、
雲や松、水などの美しさを切り取ってデザインしたものを云い、その中でも
縁起のよい文様のことを「吉祥文様」と云うそうである。
 種類として 青海波・梅鉢文・観世水文・矢かすり文・笠松文・七宝文
 唐草文・うろこ文・宝尽し文 などがあるようだ。
同封されていた解説書から引用すると
 縁起の良い数である「十二」にちなみ、古来より庶民の間で喜ばれてきた
 「宝尽し文」。 単に「宝尽し文」と云ってもそれぞれの柄が持っている意味は
 さまざまで「輪違い」や「七宝」はどこまでも繋がり広がっていくことから繁栄を
 象徴し、「隠れ蓑」は悪事・災難から身を隠すとされ、「霊芝」や「盤長」「宝剣」
 と云った文様は延命長寿の吉祥である。
 「分銅」「巾着」「珊瑚」や「丁子」と云ったものは、お金や財産に関係があったり
 そのもの自体に高い価値があったため、富貴栄華の祈りが込められている。

来年は還暦で年男である。
ご喜捨された方のその気遣いが心身に沁みる。
有難うございました。

来る年が皆様にとって佳き年でありますことを祈念して
今年のお話〆といたします。