「子供叱るな来た道だもの・・・」

今を考えるとき、私たちは先輩から多くのことを学び成長した。
次は後輩たちに教える番である。
先輩方が気付き上げた多くの教えを受けて道を拓いてくれている。
そしてその先輩方が拓いてくれた道を歩き、次は後輩たちのために前を
歩き、教えを授け、道を拓くのである。
ときとして「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と云いつつ後悔している自分が
そこにいる。
我々は誰でも始めから出来たわけではない。直接教えてもらっていなかった
としても聞いて学び、見て学び、知らず知らずのうちに教わっている。
勇気を持って見聞を広めようではないか。

先輩とは、何も年上ということではない。先駆者という意味が妥当だと思う。
この流れを理解している先駆者は、後輩にも愛をもって接する。
出来ない者がいるなら、手を引いて導いであげてはどうだろうか。
何も自分と同じ道に導く必要などない。
私たちは誰もが先輩であり後輩である。

私たちは子供を叱る先輩にもなれるし、導く先輩にもなれる。
私たちはお年寄りを笑う後輩にもなれるし、感謝と敬意を表す後輩にもなれる。
「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」

大切なことは、どちらの道も選択できる。ただ、後悔しない道を選択しなければならない。
「来た道行く道二人旅、これから通る今日の道、通り直しのできぬ道」