遺憾って何?

『思い通りでなく残念なこと。残り惜しく思うこと』
「遺」という漢字には「忘れる・失う・残す」という意味があり、「憾」という漢字には
「うらみ_(心残りに思うこと、残念に思うこと)」という意味があるようです。

謝罪会見でよくよく耳にするこの言葉、
謝罪やお詫びの意味はないように思えます。謝罪やお詫びをする場面で
「大変遺憾です」といった言葉だけを使うのは、「謝罪していない」「詫びていない」
と思われてしまいます。

言葉尻だけでその場を凌ぐような、他人事のような・・「とりあえず繕っていれば・・」 
そんな魂胆が見え隠れしてなりませんね。
また、平仮名の「いかん」とは「いかんともしがたい」「いかんです」などと使われている
「いかん」のことのようです。
元々は「いかに」でしたが、「いかん」と云いやすい言葉に転じていったそうです。
そして「いかん(いかに)」は漢字で表記すると「如何」となり、「事の成り行き」
「その状態、次第」というようです。さらに「どうであるか」などと文末に用いて
疑って問う意味を表しているようです。

この遺憾、ニュアンスが悪しき表現のように聞こえ感じますが、
「遺憾なく発揮する」という「遺憾」。
遺憾が無いなので「心の残りがないほど十分に、申し分なく」と前向きな言い回しに
好感が持てます。

あまりにも遺憾!イカン!・・と発する世に一言云わせて頂きました。