台風15号の被害を受けて

前日夕刻に彼岸法要/檀家総会のための臨時役員会が開かれていた。
聞けば、午後6時から始まった会議も8時半には終わり、燦燦囂々に「台風が
来るから」と気軽に帰って行った。
そんな矢先、事は翌未明にやってきた。
檀家さんに聞けば生まれて初めてのことだと口々に言う。
案の定、當智恩寺も相当な被害を受けた。
本堂の棟瓦の半分崩落、平瓦の部分的欠落そして位牌堂のサッシを割り暴風雨木
の混入・・・。

停電の続く中(断水地域も)境内倒木、墓石への大量の濡れ葉、木々の撤去。
炎天下での作業に体力を奪われてしまう(役員さん方の持続性のある作業に関心)。
夜は夜で30℃を超えるなか睡眠を取らなければならない。

一週間後彼岸法要と檀家総会が開かれた。各檀家さんも大小被害を受けていること
もあってか、意気が上がらない。方向性を見失ったなにかみたいである。

復興にはまだまだ時間と労力が掛かる。
どうしたらいいのか。
住職がしっかりしなくてはとの想いは重々あるが、いまに至ってはこれという手だてがない。
見積もりはお願いしているがどうなることやら。

法話でなくなっていまって誠にこころ苦しい。
まさしく「世は無常、逢うものは必ず離るることあり 憂悩を抱くことなかれ」と云わんばかり。