年度末と旅立ち

一昨日の北海道新聞夕刊に小学生の通知表の「通信欄」に、ある地方の一部の小学校では何も
記入してこなかったという記事が載っていました。
学校での様子を一人一人について文章に書くことで普段家庭で見れなかった一面が解り、子供
の生活がもっとはっきり見えてくるのにということでした。

我が娘が小学生のときに当時の担任の先生が、係り(当番)の名前の付け方にユニ−クさと
惹きつけるなにかに感心したことがありました。
そんな娘の係りは「金魚係」でした。
単純に「金魚係」と書けば(呼んだら)いいと思っていたのにその担任の先生が付けた名前は
”楽しい金魚係”でした。   面白い、愉快に金魚を観察できそうな係りだなと思いました。
そして通知表の通信欄にはこう書かれていました。
「いつも楽しそうに金魚の様子を見て世話をしてくれました。教室の友達も大変楽しそうに金魚と
友達になれたようです。そんなやさしい娘さんに触れることができ、私(担任)も嬉しかったです」と・・・。
なんて感性豊かな先生だろうと思いました。
親としても通信欄の文章を楽しみにしていました。
それが、今回の夕刊にショックでした。「記録に残るので、迂闊なことは書けない」・・・
とんでもないことです。そんな先生に失望します。
だから昨今のいじめや自殺が多発しているのは、こんな通信欄を無駄にしている学校があると
いうことが見え隠れしているかもしれません。

進級する子供たちに、就職する人たちに、希望と元気を与えてくれる通信欄を活用していただける
ことを切に念じます。旅立つ人たちに幸多かれと・・。

そんな我が息子もあと数日後、修行に旅立ちます。
こころに残るような修行をして来てほしいと思います。
立派なお坊さんでなくてもいい!ありがたいお坊さんになってほしい・・・ そう願ってます。