自然の力

今年もインフルエンザが猛威を奮っているようである。
今年のインフルエンザは即効薬のタミフルとかいう薬も効かないようだと報道されている。
どうしたことか?
しかし、予防は予防でいいのであるが、風邪の症状がでたときに、人の体は治そうという力が
作用するのである。極限まで薬に頼らず、自然の力(治癒力)を利用してみたらどうだろうか。
人間本来備わっていると外からの力の競合であろう。

先日、愛犬のク-ルの前足つけねに腫瘍が見つかり、緊急手術で切除した。
足は倍以上に腫れ上がり、可哀想なくらい消沈して臥せっていた。
次の日、片足でようやく立ち上がる。2日後、手術した足を少しつきながら歩き出した。
そして2日経ち3日経ち・・1週間たったいまでは普通の歩行に戻ったようである。
見る見るうちに回復していく犬をみて、感服。これこそ自然の力だと思った。
動物にしてみれば、生死にかかることである。具合が具合が悪くなったり、その兆候を感じると
自らで治そうとする力と外部から治ろうとする力が働く。
食事を控えたり、じっと横になって休んでいたり・・。

指を切ったり、膝を擦りむいたりしたら、絆創膏を貼ったり、薬をつけておくと、傷口がふさがっている。
熱が出ても、頭を冷やしたり、体を温めたりして眠っていると、いつかは熱が下がっている。
それがどうだろう。人間、すぐに外部からの力に頼ろうとする力が働く。
免疫力まで破壊されていくかのように・・。

いろんな縁(つながり)ですべての道理がそこに現われている。
人とのつながり、自然とのつなかり、自分とのつながり。それら縁を切らないように、切れないように
していくことが「自然治癒力」である。

親鸞聖人曰く「自然法爾(じねんほうに)」。
 人間の計らいこころで生きるのではなく、大きな真実のままに生きるところに自在な人生が生まれる。
 それが如来の本願真実に身を委ねる人の姿であると。

節分の好時節、改めて自らの治癒力を高め、こころも体も豊かな一日を積み重ねて行きたいものである。
外に鬼、内に福あり。