確認する

寺内の法要で、出張所に住職と車を走らせ送迎したことを思い出す。
天気もよく絶好の法要日和?だった。
出張所は本院から車で約15分。定刻に着いた。
法要も済み、すべてが終わりいつものように車で出張所を出て本院へ。
車に乗って5分経ったところで、なにか車内がおかしい。
どうしたことかとバックミラ-で後部座席を確認した。
「あっ!そうだ住職を乗せてきたんだ~!」
肝心のいわゆる社長を出張所に残してさっさと戻っていたのである。
恐る恐る出張所に顔を出した。
住職はあきれ顔・・・。今は亡き補佐役のE和尚さんから無言の説法を
いただいた。

毎日通る道でも、確認している(意識する)と意外と新しい発見を感じる。
家の近くに最近新築された印刷会社の社屋と並んで4軒先の老人ホ-ム。
建物にもお互い活気を感じる。
業種は異なるが、働く(お世話になる お世話する)人たちの様相が目に見える
ようである。朝早くに通ると老人ホ-ムの各部屋には明かりがこうこうと点いている。
一方の社屋は、眠りについている。
それが夕方から夜になると逆転する。 人生の縮図とでも言おうか。

『迷己逐物(己に迷って物を逐う)』
誰でも自分が一番可愛い存在である。可愛ければ可愛いほど真実に自分を
愛するためにも、自分そのものを学ぶことだと思う。

確認しよう。
年度初めである。しっかり、確認して落し物のないように。