融通無礙(ゆうづうむげ)

半年が過ぎ如何お過ごしでしょうか?
ここ函館はお盆の月。全国的にも8月がお盆である中、不思議に感ずる。
なぜそうなったのかはっきりした見解のないのもいい加減?といったらイイカゲンである。
人によるとこの街の大きな神社である函館八幡宮の例大祭が8月15日にあるから
お盆は7月になったとかが大半を占めているようであるが定かでない。

さて今回は融通
(滞りなく通じること)無礙/無碍(障害がない)についてお話しましょう。
電話一本、指一つで簡単に処理できてしまう昨今、そこにたどり着くまでの道理を忘れ
られているようで心もとない。
こうしてパソコンのキ-ボ-ドを駆使すれば必要以上に情報が得られている。
携帯電話の代理店の店長に数年来お世話になっている。
そういう意味ではこころがくすぐられていて変に気持ちいいのは確かである。
携帯電話の操作に不備があり、暗証番号がどうしてもわからない。お客様センタ-に
問い合わせても本人確認が取れていないのでお引き受けできませんの一点張り。
こうなると自分のものであって自分のものでないことに気付かされる。
気持ちを察して店長、あれやこれやとお骨折り頂き良きに計らっていただいた。
本当に困っていたさなか、感謝感激雨あられの心境だった。
だから余計に融通が効くように、無礙であることを願い暮したい世の中である。
『以心伝心、教外別伝(いしんでんしん きょうげべつでん)』とは禅のこころに通づる。
教科書通り、マニュアル通りにいかないのが世間様である。

今生きているものどうしが心を休めることはもちろん大切なことだが、忘れてならないことは
お盆もお正月もみな、もともとは「先祖の精霊を迎え慰(なぐさ)める」ためのまつり、
そのための休日であるということ。”盆はうれしや 別れた人も 会いに来る”

そんな融通無礙にご先祖を迎え、以心伝心に なにか伝えていければこれとなきお盆と
なりましょう。決して四角四面にならずに・・。