音色ねいろ

住まいの裏のお宅から三味線の音。
ここ函館は先週あたりから、蒸し暑さが続いている。しかし時折の風は気持ちよい。
寒暖の激しかったここ2カ月、ようやく夏らしさがやってきたようである。
犬のク-ちゃんも鼾がさらに深い。暑くて体温調節に移動しながら寝入っている。
外には選挙カ-から聞こえてくる候補者と政党の連呼に連呼・・・。

雑音 音質 音響 音程・・・ いろんな音の付く言葉。
なかでも観音さまの音は、智慧の響きである。
故大西良慶法相宗管長は、「世間の要求であり皆の声を観ずる、そして助ける。
これが観世音菩薩の慈悲行や。人を救い助けるには世音を観ずる智慧がなくては
あかんのや~中略~みんなの声や世音を聞く、相手の云う事聞く人やから
信頼もする。腹へ手をやっても治る。いまの人は”観ずる力”がよわいの。
自分ばかりつかまえようとしとる。」と喝破する。

まだまだ裏のお宅の三味線が雑音のように聞こえるのは身勝手である。
音色になるかなられるか、それは自分次第。
小生のバイオリンは如何なものか。まだ習い始めて5回目、ようやく音をだせる
ようになったが音色とまでに行くにはまだまだ先のようである。
習っている老先生から「石の上にも3年ですから」と励まされている。
よく周りの人から「お寺さん、いろんなことやるんだね~感心します」と云われる。
さらに「なんでいまどきバイオリンなんですか」と聞かれる。
いろんなこといってその場を濁しているが、その音色に魅かれたのである。
ただそれだけ・・・。
お経も含めていろんな音色に響き感動しあえるようなお坊さんでありたい。

函館は今月お盆である。せっかくご先祖様が帰ってくるのに、いいお持て成しを!。