一年を振り返ると・・・・・

いよいよ今年も1カ月となった。
例年以上に今年は変化の多かった一年であった。
自坊智恩寺の3度の恒例行事はいつも通りに行われ、
新しく廻廊が出来て本堂と庫理が繋がったことをトップに、
気付いて見るといろんなことがあったことを懐古する。
自坊での初めての写経会とパン教室。
姪の仏前結婚式の式師(導師)営修。
次男の本山永平寺送行(修行を終える)同行。
その次男、東京のお寺にお世話になれたこと。
そして別のお世話になるご縁のお寺ができたこと。
智恩寺役員様が函館にいらっしゃって篤信者:
岡本さんを表敬訪問できたこと。
趣味としてヴァイオリンを習い始めたこと。
車上荒らしに遭ったこと。
声帯結節だとかいう病名をいただいたこと。
自坊のお盆に長男も棚経を手伝ってくれたこと。
恒例の彼岸法要に次男が加担してくれたこと。
長男が本山永平寺を送行して家族全員でお祝いしたこと。
その長男が函館市内のご縁のお寺に勤務できたことなどなど・・。

こうして人間、振り返ることは意義あるものである。
前ばかり向いていても逆に方向を失うことがある。
また反面過ぎ去った日のことは悔いずということも必要である。
ここで有名な「一夜賢者の偈」を紹介して一年の締めくくりと
させていただきます。(増谷文雄 訳)
 過ぎされるを追うことなかれ
 いまだ来たらざるを念(ねが)うことなかれ
 過去、そはすでに捨てられたり
 未来、そはいまだ到らざるなり
 されば、ただ現在するところのものを、
 そのところにおいてよく観察すべし
 揺らぐことなく、動ずることなく、
 そを見極め、そを実践すべし
 ただ今日まさに作すべきことを熱心になせ
 たれか明日死のあることを知らんや
 まことに、かの死の大軍と、
 遭わずというは、あることなし
 よくかくのごとく見極めたるものは、
 心をこめ、昼夜おこたることなく実践せん
 かくのごときを、一夜賢者といい、
 また、心しずまれる者というなり
現在ただ今なすべきことをしなさいということでもある。
明年もまたお付き合いの程宜しくお願いいたします。