百歳からの旅立ち

先月20日、数え年102歳のお爺ちゃんが亡くなった。
昨年11月に入院していたところだった。
「老衰」・・ 大往生であると思う。
素朴な質問にも簡単に答える。
 小生:お爺ちゃん、長生きの秘訣はなんですか?
 爺ちゃん:そうだな~持って生まれた寿命だべなぁ
確かにそうである。長生きでなくとも寿命はそれぞれにある。

それがこんな形で終ってしまうのは残念至極である。
先月12日の北海道新聞・卓上四季欄に書いてあった。
 家族宛に書いた遺書に「私はお墓にひなんします ごめんなさい」と
 記していたそうだ。福島第一原発事故による緊急時避難準備区域に住む
 女性が6月下旬、自らの命を絶った。93歳だったという・・
 つづく遺書には「またひなんするようになったら老人はあしでまといなる
 (中略)毎日、原発のことばかりで生きたたここちしません」ともあった
 という。
思わず、「お墓にひなんします」の一言に愕然とした。
どうしてお墓?なぜ・・・なんで・・・
こんな辛い思いで生きている方がまだまだいると思うと居たたまりない。
1世紀(近く)を生き抜いたこのお二人の言動に生きてゆくことの大切さを
改めて考えさせられた。