仮面を脱ぐ

ロ-タリ-クラブでお知り合いになられた方がおります。
氏は80才、容姿端麗で矍鑠とされロ-タリアンの手本となるお方です。
また元地区のガバナ-という重責を担った方で名実ともに優れた方であります。
先日お会いすることができ、我がクラブで椅子坐禅をしたことをお伝えしたところ、
貴重なお話を戴きました。
どこのクラブでも会員の減少に悩み、例会における卓話のあり方やロ-タリ-
クラブの原点を自らの持論とその椅子坐禅に興味を示され実に明快巧みにお話
されてくださいました。
 「例会は自分の仮面を脱ぐ場所です。人は日常生活では仮面をつけて生活を
  しています。社長としての顔、父親としての顔、夫としての顔など人々の期待
  する人物を演じています。
  仮面が強ければ強いほど、自分の本質を押さえ込み、仮の姿で現実を生きて
  いることになるわけですから、あなたにとってその仮面が要塞であればあるほど
  仮面を外すことは難しくなります。
  仮面はいうなれば身につけていれば生きやすくなるものです。しかし仮面の持つ
  役割に支配されてしまえば、本当の自分を見失ってしまいます。人間はどうしても
  自分を中心に物事を考えてしまいます。
  すべての人間は自分で自覚していない素晴らしい能力を持っています。時には
  仮面を外して自分自身の真実の姿を鏡に映してみることも大切です。」

感銘いたしました。
それぞれの事象に当てはめてみると五感がくすぐられるようでいたたまりません。
僧侶としても難しいことはさておき考えるいい機会かもしれません。
今月はここ函館はお盆。ご先祖様も会いに来られます。
本当の自分をご先祖様に映し出してみてはいかがでしょうか。